勉強の完成形は「自立学習」です。学習的な「自立」とはどういうことなのでしょう?何ができていなければ「自立学習」と言えないのか?何をやれているから「自立学習」ができている状態と言っていいのでしょうか?

答えは、比較的自立学習ができている「成績優秀な高校生」と「それ以外の高校生や一般的な小中学生」を比べてみれば分かります。成績優秀な高校生は明確な目標・志があり、それを常に意識しながら勉強します。小中学生にはいないとまでは申しませんがごくごく僅かです。それに優秀な高校生はそれまでの経験から「①自分が取り組むべき中心となる難易度の問題を自分で選び出すこと」ができます。そして「②自分が理解したり覚えたりしたことを定期的に振り返って頭の中に刷り込んで忘れないように復習」しますが、小中学生は①も出来ませんし、②も自分だけでは難しいようです。

小中学生に完全な「自立学習」を定着させることは根本的に難しいのかもしれませんが「①成績と問題難易度を合わせること」と「②定着するまで復習(演習)すること」は教材の工夫(プラス10®︎)や教務の介入でサポートできることです。

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