生徒全員に達成感が生まれる

問題集の中の問題を全て理解できるのはホンの一部の勉強が得意な生徒です。ほとんどの生徒は中途半端に問題集を終えてしまうのでこれまでの問題集では講師が上手にフォローしないと生徒たちに「全部できなかった…」という未達成感を与えてしまいがちでした。ところが、問題ごとに10段階表示が付いていると講師は予めひとりひとりの生徒に対して「君は今、○段階だから○段階まで頑張ろう!」と学習の適正範囲を指示できるので生徒は真面目に取り組みさえすれば100%達成度というゴールに到達できます。当然のことながら「やったね!・できたね!」と褒める回数や機会も増えるのです。

講師の技術を「見える化」

なぜ、生徒たちは塾へ通い始めたか?そして近年、多くの生徒たちがなぜ!?個別指導塾へ向かったのか?それは「より個々の学力に見合った問題を習い、成績を上げるため」です。間違いなく生徒の成績と問題の難易度をマッチングさせることは講師にとって技術的な柱となるわけですが、これには少なからずの経験や研修が必要です。ところがプラス10シリーズなら、全ての問題に正答率から導き出された難易度が10段階で表示されているので生徒の成績と問題の難易度を即座に結び付けられます。つまり、学生講師や新米講師でもベテラン講師と変わらないマッチングが出来ることになります。プラス10シリーズ問題集は個別指導塾の授業や生徒さんの自学も強力にサポートします。

どんな問題集が生徒にとって快適なのか?

分からない問題が半分近くになると「やる気」は急激に減退します。理想としては「分かる問題が8割、努力すれば自分でできるようになる問題が2割」だと思います。これに関してはお子さんを4人とも東大理Ⅲに合格させた佐藤亮子さんも著書の中でこのように仰っています。『8割すらすら、2割考える問題集が力を伸ばす…』と。しかし、現実的に自分の学力にぴったり合った(8割すらすら2割考える)問題が詰まっている問題集を探すのは大変です。難易度10段階付きプラス10シリーズなら!全問題に難易度が10段階で表示されているので学力+2段階以上の問題を外してしまえば誰でも『8割すらすら、2割考える』問題集になります。

今一度、宿題とは何かを考える

言うまでもなく宿題は『1人で解けるようになった問題を自宅で定着させるため』に出す復習です。つまり、今の成績で解けない問題を宿題に出すと生徒が達成感を持てないだけではなく、勉強へのやる気を減退させてしまう恐れもあります。宿題専用問題集ジャックα[+10]を使えばページ指定だけではなく10段階で難易度まで指定できるので、ひとりひとりの生徒に合わせた宿題を出すことができます。もちろん、1つ上の段階、2つ上の段階へ自発的に挑戦することは「頑張ったね!」と褒めてあげましょう。

ひとりひとりの成績にマッチする

問題集によって表記はまちまちですが、基本問題→標準問題→発展問題と難易度を表すレベル分けをご覧になったことあるでしょう。でも、どんな成績の生徒を基準に「基本や標準・発展といった区分をしているのか!?どの問題集も明確にしていません。正答率を元にした難易度が10段階で表示されているプラス10シリーズならば自分の成績段階が「標準」1つ上の成績段階が「発展」と一目でどこを勉強すればいいか分かります。問題と発展問題の2段階分を何度も繰り返しやれば、必ず成績は1段階(偏差値にして最大10ポイント)上がることになります。

2つの教えない

勉強を教えるときは「2つの教えない」ということを意識しなければなりません。学校の先生やベテラン塾講師には当たり前とも言える指導技術なのですが、指導経験の浅い講師には意外と難しいことです。「生徒が分からない問題を1から10まで教える」これでは到底時間も足りませんし、生徒のやる気も起こりません。「易しい問題は先生を頼らせず自分で解決させる!難し過ぎる問題は省く!」そんな「2つの教えない」を誰でも判断できるようにした問題集がプラス10シリーズの特徴である「難易度10段階表示」です。例えば、5段階(英語偏差値47~54・数学偏差値51~54)の生徒さんは、5段階と6段階の問題を中心に授業で習います。講師は4段階以下の問題を質問されたらヒントに止め極力自己解決を促します。逆に7段階以上(偏差値60~)の問題は基本的に授業でも取り扱いません。生徒の成績と問題の難易度が10段階で紐付けされていれば、個別指導塾で担当講師が急きょ変わったとしても的を外して教えることは避けることができます。成績を少しでも早く上げるためには「自分で解けるはずの易しい問題は宿題や自学で解き、できるだけ先生を頼らず自分で解決し、今の成績ではまだ難し過ぎる問題には当面時間を費やさないこと」が大切です。

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